’17 12/17(日) IPSG Scientific Meeting2017「STRATEGY」~ 学術大会 開催されました③

レポート/小西浩介先生


山根源之先生

特別講演のお一人として、山根源之先生にご講演していただきました。

山根先生は口腔がんの第一人者であり、現在東京歯科大学名誉教授やNPO法人口腔がん早期発見システム全国ネットワーク副理事長、日本歯科人間ドック学会理事長でもある先生でいらっしゃいます。

この度は、稲葉繁先生と古くから親交がおありということで、IPSGにてご講演していただくことになりました。

講演内容は『口腔がんの早期発見をめざして』〜歯科クリニックでの口腔粘膜疾患への対応〜で、口腔がんについてご講演していただきました。


山根先生は冒頭で、日常の歯科診療時に診療目的とは別になっても、患者の口腔内を観察し、口腔粘膜の異常を見つけ、特に口腔がんを早期発見することは歯科医師全員の責務であるということをお伝えしました。


全身に様々ながんがある中、口腔・咽頭がんの死亡数は実は、増加傾向にあり警鐘を鳴らさなければならないとうことで、今後益々口腔粘膜病変の早期発見が求められるとお話されました。

しかし、口腔外科を専門としない歯科医師の多くの方は、口腔粘膜の健診に苦手意識をお持ちの方が少なくないのではないでしょうか。

基本的な口腔粘膜疾患の知識と健診方法を習得しておくことで、異常所見を見つけることが容易であるということで、口腔粘膜疾患の健診方法を教えていただきました。


また、基本的な口腔粘膜疾患の知識や鑑別方法についてもわかりやすく教えていただき、明日からの臨床に繋がるものになったと思います。




そして、歯科医師が口腔から全身の疾患に気づかなければならないということ、またそれにより患者様の健康に貢献することができるということです。


山根先生は今回のご講演にて、口腔がんは早期に発見されれば(ステージⅠ)5年生存率は90%以上ということを何度も先生方にお伝えしていました。

最後には、日本も米国のように口腔がんに対する高い意識を目指して欲しいということで締めくくっていただきました。


山根先生、素晴らしいご講演ありがとうございました。

▼レポート④はこちら
http://www.ipsg.ne.jp/20171217gakujutu-report4/

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