IPSG会員インタビュー:飯塚能成先生(IPSG会長、飯塚歯科医院 院長)

①IPSGに入会したきっかけについて
僕は日本歯科大学卒業生ですが、稲葉先生から講義を受けた時の事を覚えています。

先生はいつも助手を何人も引き連れて教室にさっそうとやって来ました。
教室には鍵がかけられ緊張感がみなぎります。
が、しかし、あの独特のユーモアのある講義が始まると僕たち学生の心が引き付けられたのを思い出します。

僕が大学を卒業して近藤助教授の紹介で就職したのが榎本歯科医院です。
榎本先生は補綴2の非常勤講師をされていました。

ドイツから帰られたばかりの稲葉先生から教えていただいたコーヌスを僕にも教えてくださいました。
以来コーヌスを続けてきましたが、稲葉先生の事はしばらく忘れていました。

ある日姪の伊庭由夏先生がIPSG研修会に入ってあの憧れの稲葉先生から指導を受けていると聞いて居ても立っても居られず、すぐにIPSGに入会しました。
以来ずっとお世話になっております。


② IPSGに入って良かったこと、身につけたことなど教えていただけますか?
今、診療室で何気に行っている咬合診断や義歯の設計、顎関節症の治療など、いつから始めたか覚えていませんが稲葉先生の治療をいつも見学しているうちに気が付いたら自分で始めていました。

でも振り返ると毎週のように自分の症例を持って行って治療計画の指導を受けていたからですね。
もちろん今でも続けています。

たまには同じ模型を違う日に持って行くことがあります。すると違う答えが返ってきます。
たぶん違う引き出しを開けたのでしょう。引き出しがいっぱいありますからね。

稲葉先生はいつも難症例の治療をされていますが、たまにはなかなか上手く行かない時もあります、そこをどう切り抜けるかが最高の楽しみです。

不思議なんですがその後必ず同じような症例の患者さんが自分の診療室に来られます。
でも大丈夫、教授がちゃんと答えを出してくれた後なので、本当に助かります。

僕は8年近く聴講生をさせていただいていますが、たぶんパソコンの機能の一部しか使いこなせていないのと同じ様に稲葉先生の知識が膨大すぎて僕たちはほんの少ししか引き出しを開けられていないのかもしれません。

もっと多くの会員がいろいろな事に引き出しを利用しないと凄くもったいない気がします。
僕は今しばらくいろいろな引き出しを捜しに通いたいと思っています。


③ 趣味
趣味といえば絵を描く事が一番好きだと思います。
若い時ほど情熱が無くなった気もしますが、でも絵を描いている時が集中できて楽しいかもしれません。

さらっとスケッチをしてシンプルに仕上げるのも好きですが、何度も壁にぶち当たり絵を壊し乗り越えながら大作を描く事も絵の醍醐味を感じます。
いつの日か自分を表現できるように成りたいと思っています。

でも自分が求める物が何なのかというのが一番わからないことですけどね。
年に2回は太平洋美術会に出品しています。

今年も5月には乃木坂にある国立新美術館で太平洋展が開催されます。

まだ今年のモチーフを決めていませんが今の自分をぶつけてみたいと思います。
国立新美術館に出品する作品を楽しみにしていてください。


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飯塚先生の絵はプロ並みです!!
どちらが本業??というぐらい素晴らしい才能をお持ちです。

歯科医としても、私が尊敬する先生の一人。
IPSGの会長でいてくださることを誇りに思います。
ありがとうございました!
(稲葉由里子)


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