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長坂 裕子先生

長坂 裕子先生
(虎ノ門デンタルプラクティス)

咬合認定医コースを受講しようと思ったきっかけを教えてください。

勤務医として診療に追われ人数をこなす日々の中、たまたま咬み合わせに違和感があると訴える患者様の担当が続き、ふと咬合についてきちんと分かっていない自分に気付き、焦りと不安、恥ずかしさを感じました。

それから咬合についてとにかく色々調べる日々が続き、ある日由里子先生のブログに目が止まり、IPSGの勉強会を知りました。ワクワクした気持ちになり、Q&Aを全て読みました。答えはここにあると感じて、各セミナーを受講していったのがきっかけです。

毎回学ぶことが非常に楽しく、さらに総合的に学びたいと思い、認定医コース受講を決めました。

咬合認定医を受講して一番、印象残っているコースはありますか?また、それはなぜ、印象に残っていますか。

認定医コースの最後にある、症例発表と口頭試験が私にとって最大の醍醐味でした。

今まで学んだことの集大成ですから、それを先生方から確認・評価していただける機会は、大変得るものがありました。

ただ学んで終わりではなく、発表の準備や質疑応答に対しての準備も含め、今まで学んだことの確認期間でもありました。

また、口頭での試験は緊張感がありつつも、稲葉先生の厳しさと優しさに守られ、大変有意義な時間を過ごしたと思っております。

咬合認定医の講師陣の印象はいかがでしたでしょうか?

稲葉先生は毎回ジョークを交えながら、咬合の歴史・基本・応用、また歯科医師のあるべき姿を教えて見せてくださいます。

岩田先生は多くの症例を丁寧的確な説明と図式などを含め見せてくださいます。

質問にも丁寧にわかりやすく熱心に教えてくださいます。

またスタッフの皆様もいつも丁寧で親切にサポートしてくださるので安心感がありました。

毎回、楽しくて前向きになれるセミナーを受講していくだけで、気づいたら自分の知識の点と点が繋がっていくことに気づき、あれだけ苦手で曖昧だった咬合学が順序立てられシンプルになっていくのです。

さらに理論的で幅広い豊富な知識を各先生方が惜しげも無く見せて教えてくださることが、何よりも素晴らしく意欲を掻き立てられました。

第8回咬合認定医コースでの『症例フォローアップ』に関して教えてください。

学んできたことを、的確にわかりやすく、見やすく、興味深くまとめ上げることは、思った以上に難しく大変なことでした。

初歩的な質問から的外れな内容まで、辛抱強く教えていただきアドバイスを下さった先生方、特に岩田先生には大変ご指導いただきました。

Arucus Digmaの数値や変化の違いをどう補綴に結びつけていくか、顎関節の状態をどう診断し治療していくか…模型の接触誘導と一緒に見ていくこと、解剖学形態に影響されることなど…

診療に反映できる知識とスキル、外に発信する症例作りのポイントなど、とにかく詳細に教えていただきました。

咬合認定医を受講された今、具体的にどのような形で学びが活かされていますか。

IPSGの各セミナーを受講していく中で学んだ事を患者様に直接届けたいという想いが強くなり、開業を決心しました。

開業した今、毎日、IPSGで学んだ咬合と顎関節の知識、診断法をそのまま診査・診断に応用しています。

当然ながら、全ての患者様にFacebowtransferを行い、咬合器付着、咬合診査をしています。

根拠のある診断、治療を行うことは、私に自信と安心を与えてくれただけでなく、自分の歯科治療スタイルを強化しブレない軸を確立してくださいました。

どのようなケースも、慎重でありつつも、怯むことがなくなりました。

今後、咬合認定医コースで学ぼう、あるいは検討されている先生方にメッセージをお願いします。

咬合学は歯科治療の基本であり、咬合や顎関節の知識なくしては、診査・診断はおろか、最善の治療は提供できないと言う考えに私は賛成でありますし、そうあるべきだと思っています。

ですので、咬合というものに曖昧さと不安があるのであれば、是非IPSGのセミナー、咬合認定医を受講してください。

歯科人生が変わります。
必ず今後の力と支えになると思います。

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