IPSG会員インタビュー:矢野智裕先生(三橋技工所)

①IPSGに入会したきっかけ
東京で就職しようと面接に行き、そこで見た「リーゲルテレスコープ」を始めてみた瞬間「これだ!」と思いました。

そして東京に上京して2日目の初仕事が「ハーモニックオクルージョン」の講習で、衝撃の連続でした。


②IPSG に入会して変わったこと
入会する2年前までは学生で、その頃は1本1本の歯にしか興味がなく、自然界と絡めたりよくわからない方向に考えたりなどして、木を見て森を見ずどころか葉の繊維しか見ていなかった気がします。

そして総義歯はあまり好きではなかったです。

なぜかというと、自分が学生の頃排列や歯肉形成は、教えてくださる先生によってまちまちで、特に臼歯部のスピーの湾曲は、言っていることやっていることどれが正しいのか全然わからなかったので、嫌になりました。

私のスイッチが切り替わったのは、IPSGにて2回目の講習の「総義歯ライブ実習コース」を受講したときです。

稲葉先生が模型のリリーフ&咬合庄や排列を行っていたのを見て衝撃を受けました。

基準のある排列、テンプレートを使ったスピーの湾曲など…わかりやすいものでした。

講義を聴き、学んでいくにつれて歯科技工だけではなく、お互いのやっていることを理解したい、もっと色々な知識を得たい、もっと自分の視点を増やしたいそれもすべての物事についてバランスよく、と・・・

そしてこの総義歯を作りたいと感じました。

嫌から好きになった瞬間です!
仕事に対しての考え方も変わった気がします。

一つ一つの工程や、やり方に対して、細かくなぜ?を思うようになりました。常に根拠のある、また、意味を持たせて実行するようになったと思います。

本でも、ただ流し読みで終わっていたところも、深く掘り下げるよう考えられるようになってきたと感じています。


③稲葉先生について
質問するときはいつも緊張しますし、変な質問になってしまう時もあるのですが、答えてくださいます。

とても優しい方だと思います。

もし稲葉先生が「リーゲルテレスコープ」などの知識を持ち帰っていなければ、回り道をしていたと思います。
ぞっとします。


④IPSGで学ぶ先生へメッセージ
歯科技工士としてIPSGにほぼ卒後すぐに来れたことはすごく幸せなことだと思います。

私自身ここで学んだ「基準」で仕事や、鍛錬に励んでおりますが、その「基準」があるおかげで同じIPSG会員である先生方や社長ともお話が通じますし、ほとんど模型しか見れない環境の中のラボであっても、変に迷わない気がします。

どの先生方もフレンドリーな環境なので楽しく勉強できます。
これからもよろしくお願いします。

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矢野さんは卒後すぐに三橋学先生のラボに就職することができたのはとても幸運だったと思います。

歯科医師も歯科技工士も出来るだけ早い時期に、質の高い仕事を学び、実際に責任を持って任せられることが大切だと思います。

講義を聞き、学んでいくにつれて歯科技工だけではなく、お互いのやっていることを理解したい。

総義歯の技工が、嫌から好きになったというコメントを読ませて頂き大変嬉しいです!

歯科医師、歯科技工士連携があり、はじめて患者様に最善の治療を提供することができます。

これからも、一緒にがんばりましょうね(^_<)- ☆
素敵なメッセージありがとうございました!!
(稲葉由里子)

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