Q.総義歯を装着前にチェックするポイントなどあれば教えてください。

Q.総義歯を装着前にチェックするポイントなどあれば教えてください。

A.ご質問ありがとうございます。
義歯ができ上がり、いざ装着ということになりました。

技工所から届いた義歯は未だ単なる技工物です。
これから人工臓器としての命を入れなければなりません。

人の口の中に入って咀嚼するという、生命維持装置の大切な役目を果たさなければなりません。

チェックポイントは2つです。

1. 外形のチェックです。
ボーダーは十分な厚みを持って、左右が対象になっているか見てください。口の中は左右がほぼ同形態です。従って義歯も左右が対象でなければなりません。

特に大切なのは辺縁は全体に丸みをもって、シャープなところがないことです。

例外は、下顎の舌側の最後方である顎舌筋との移行部は、段差がないようにしなければなりませんので、自然に移行する必要がありますので最も薄くなります。


2. 咬合のチェックです。
義歯の重合は完璧な方法はありませんので、どこかに歪みが出てきます。
これを修正する技術がなければなりません。

チェックする方法にピッチングテストがあります。

その方法は、上下の義歯を中心咬合位で咬合させ、両側の人差し指と親指で挟み、左右前後に力を入れます。

その時どこか支点となりガタ付きを調べてみます。
これをピッチングテストと言います。

この時、もしガタ付きがあるようであれば、上下の歯の間に咬合紙を挟み、ピッチングテストを行い、高いところを削合し安定させます。


この様に調整された義歯は、口腔内で安定し快適に噛むことができます。



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