IPSG20周年特別講演会 『ドイツ最先端義歯とインプラントの融合』その4 ~ドイツ最先端歯科新技術部門②~ H.Weber先生

H・ヴェーバー教授 特別講演

IPSG事務局、稲葉由里子です。

『ドイツ最先端義歯とインプラントの融合』
IPSG20周年特別記念講演会のゲスト ドイツ・チュービンゲン大学 歯学部長 Prof.Dr.H.Weberの講演についてお伝えします!

The German state of the art of combined fixed removable partial dentures and implant stabilized supra structures.
『最先端補綴修復治療の最新情報-従来からの固定性および可撤性補綴物ならびにインプラント埋入及び修復術』

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略歴
1974年 学位取得(歯科医学博士)
1982年 補綴学講座教授及び学科長、チュービンゲン大学
1990-91年 医学部学部長、チュービンゲン大学
1996年 EPAヨーロッパ補綴学会会長
2013年 DGZIドイツ口腔インプラント学会会長

ドイツにおける補綴歯科医学会の最高峰。
インプラントとテレスコープを使用した補綴法の第一人者。チュービンゲン大学主任教授。
元ヨーロッパ補綴学会会長。世界各地にて600回以上、口腔に関する発表、講演等を行っています。

座長をお願いさせていただいたのは、1996年にチュービンゲン大学、Weber教授の元に留学をされていた、神奈川歯科大学付属横浜クリニックインプラント科教授の林昌二先生です。


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ドイツでは、卒業した大学の教授になることはできず、他の大学の教授になるという決まりがあります。

そのため、Weber教授は、デュッセルドルフ大学卒業でいらっしゃいますが、30代という若さで、チュービンゲン大学の教授となりました。

ヨーロッパ補綴学会会長も務め、ドイツ口腔インプラント学会の発起人でもあります。

EDZK会長、そして International Academy of Facial Restorationのメンバーでいらっしゃいます。

こちらの学会は世界中から集まり、メンバーは45名限定とお聞きました。

Weber教授の元には、多くの留学生を受け入れていて、補綴科、歯科技工科の他に生体工学を歯科の分野として研究されているそうです。

今回の特別講演会の模様は、映像を収録し、販売する予定でありましたが、個人情報や特許の情報など、かなり盛り込まれていたので、公開しないことになりました

報告はごく一部限られた物ではありますが、『ドイツ最先端義歯とインプラントの融合』の素晴らしさについてお伝えできればと思います。

Weber教授の患者様は世界中からいらしていて、ロシア、ギリシャの政治家、サウジアラビアのロイヤルファミリーなど、VIPな方々です。

会場に参加してくださった方のみが聞ける貴重な講演になったと思います。

最初に、IPSG包括歯科医療研究会20周年のお祝いの言葉をいただき、ご自身のプロフィールをお話いただきました。

IPSGは、International Practical Study Grop の略ですが、この名前が素晴らしいこと、そしてWeber教授ご自身、ドクターだけではなく、テクニシャンの支えがなければ、私は今ここにはいないでしょう。
とお話しがありました。

講演会の前にも、テクニシャンはどのくらい参加しているのかということをとても気になさっていて、ぜひテクニシャンの方々に興味を持って頂きたいとおっしゃっていました。


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こちらのパワーポイントには義歯の設計でとても大切なことをお伝えしていました

遊離端は長い方が、義歯を支える最後方歯にかかる負担が少ないこと。

一見、負担がかかりそうな感じがしますが、稲葉先生がいつもお伝えしているように、遊離端は長いほうがいい。

ということで、Weber教授も同じことをおっしゃっていました。

もうひとつ、気をつけないといけないのが、中間歯欠損の真ん中の歯は要注意です

その歯を支点として、シーソー現象をおこし、骨の吸収や破折の原因となります。

テレスコープでしっかり一次固定をするなどの対策が必要です。

インプラントであっても、同じ現象が起きるので注意が必要であるというお話がありました。


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今回びっくりしたことの一つがやはり、チュービンゲン大学の学生の症例だと思います。

数症例、フルマウスの学生の症例をみせてくださいました。

技工操作はできないけれど、その他すべての形成、印象、バイトそして設計まで学生が行います。

ドイツでは、学生の実習にこのような症例がすべて含まれていて、大変レベルが高い仕事を学生時代の最初に行います。


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Schwenkriegel(旋回リーゲル)から Drehriegel(回転リーゲル)など、様々なリーゲルテレスコープの症例を数多く見させて頂きました。

Weber教授は、リーゲルテレスコープやアタッチメントを説明する時に、「取り外しはできるけど、ブリッジと同じ感覚だと伝える」ことで、患者様は安心することができる。
と臨床現場でのヒントもいただきました。

今回、私がとても驚いたのが、エピテーゼの症例です。

チュービンゲン大学がエピテーゼが大変進んでいますが、その固定方法として、リーゲルテレスコープが応用されていました。

確かに、鍵、レバーで固定することで非常に安定感を得ることができると思います

ドイツならではの技術にとても驚かされました。

写真をお見せできないのが残念ではありますが、来年の春、2年に1度開催される、世界で一番大きなデンタルショーに参加するのを機会にチュービンゲン大学を訪問するので、ご自身の目で沢山の技術を確かめていただければと思います。

今回の講演では、固定性ならびに可撤性補綴物の最新補綴学について詳しくお話をいただきました。

『放電加工』などの最新テクノロジーは、義歯と組み合わせた固定性・可撤性補綴物の複雑な工程を標準簡素化することができます。

またインプラントと天然歯のコンビネーションケースの上部構造にテレスコープシステムを応用することは大変有効であり、可撤できることで、修理ができるため、長く患者様の口腔内で機能させることが可能になります。

Double Crowns 二重冠の種類には、
Telescopic crown
Conus crown
Hybrid crown
がありますが、Weber教授はHybrid CrownのDouble Crownsにフリクションピンを応用するテレスコープを好んで行われていました。

やはりドイツでも金属、テレスコープに使用するGoldの高騰によりSpark erosion 放電加工の技術が普及しています。

コバルトクロムは、鋳造加工が非常に難しい金属ですが、放電加工技術の進歩により大変精密な製作ができるようになりました。

歯科界の大きな革命と言っても過言ではありません。

このテクノロジーは実践上難しくなく、非貴金属合金の応用であり、大変有益な結果を得ています。


Weber教授からのメッセージです。
「今回の講演は、補綴初心者にも、何が実践できるか。その上のレベルではどんなことができるのか、という視点を持つことが大切です。

そして、経験を積んだ補綴家の先生方にも、ご自身の患者様に対して、最先端技術をどのようにして臨床応用に変えていくことができるのか、というヒントになったと思うので、ぜひ実践していただきたいと思います。」

今回の講演は2時間を予定していましたが、Weber教授が準備してくださった資料は5時間分でした。

なんとか2時間半まで延長させていただきましたが、その膨大な資料と症例に驚かされました。


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最後に、今回座長を務めてくださった、林昌二先生、昨年ISOIでお知り合いになったことを機会に、IPSGで講演もしてくださいました。

今後、また林先生には『放電加工』そして『パラレルテレスコープ』について更に詳しく教えて頂きたいと思います。

IPSG20周年特別講演会に、ドイツにおける補綴歯科医学会トップの教授にいらしていただくことができ、大変光栄に思います。

Weber教授の数々のテレスコープ症例、そしてその膨大な知識、先生方にとって、第3の選択肢に触れる素晴らしい機会となったと思います。

沢山の先生方ご参加いただき、心より感謝させて頂きたいと思います。

そして今回の20周年を支えてくださった先生方をはじめ、関係者の方々、本当にありがとうございました!

この20周年を機会に、出会う事ができた先生方、ぜひこれからも、IPSGをよろしくお願いいたします!

IPSG20周年記念講演の他の先生方の講演内容はこちらから
■歯科技工部門
関聖生先生(京王歯研代表)
『工業界の加工技術を応用したインプラント上部構造及びテレスコープシステム』

大畠一成先生(デンタルラボア・グロース代表)
『ドイツにおける歯科技工教育制度とその歯科技工のトレンド』
⇒レポートはこちら


■新技術、新材料部門
渡部好造先生(医療法人渡部会 理事長)
『私の歩んで来たインプラント人生』〜症例を通じて学んだこと〜

宮崎隆先生(昭和大学 歯学部長)
『先端技術を応用した歯科医療装置の将来展望』
⇒レポートはこちら


■ドイツ最先端歯科技術部門
稲葉繁先生(一般社団法人IPSG包括歯科医療研究会 代表)
『ヨーロッパから学んだ私の臨床』
⇒レポートはこちら

Prof.Dr.H.ヴェーバー(ドイツ・チュービンゲン大学 歯学部長)
『最先端補綴修復治療の最新情報-従来からの固定性および可撤性補綴物ならびにインプラント埋入及び修復術』
⇒レポートはこちら



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※20周年記念講演にご参加頂いた方に郵送させて頂いたものです



ヴェーバー先生にもご参加頂いた、IPSG20周年記念&H・Weberウェルカムパーティーの様子もお届けします!
※パーティーはIPSGの雰囲気がよく伝わる、素晴らしいパーティーになりました。ぜひその様子もご覧頂ければと思います!
 とてもフレンドリーな雰囲気ですので、セミナーやIPSG会員など、ぜひ一度関わってみて頂けたらうれしいです☆


IPSG20周年特別講演会の後、Prof.Dr.H.Weberウェルカムパーティーが開催されました☆

場所は、Hotel Metoropolitan Edomont

わたしの出身大学の日本歯科大学から徒歩5分ということで、日本歯科大学関係の方はなじみのあるホテルです。
知らなかったのですが、このたび、全面的に改装したようで、パーティー会場がとても素敵な感じになっていました。

今回のパーティーを演出してくださるのは、世界的に活躍されている人気DJの沖野修也さん。
クリエイティブ・ディレクター/DJ。執筆家/世界唯一の選曲評論家。開店以来20年で70万人の動員を誇る渋谷The Roomのプロデューサー。BVLGARI、フォルクスワーゲンなどのパーティーでDJを担当。世界35カ国130都市に招聘されるほどの人気DJです。

あることがきっかけで、お知り合いになり、今回のパーティーの演出をお願いさせていただくことになりました。

歯科業界でのイベントは沖野さんも初めてだということで、もしかしたら興味を持ってお引き受け頂けたのかもしれません。
いずれにせよ、こんな素晴らしい方に演出していただけるなんて、本当に光栄に思います。

_R6A0518.jpg パーティーの入り口にはウェルカムシャンパンを用意させていただき、会場に入った瞬間から先生方にリラックスしていただけるように、など色々と工夫をしました。

今回の、20周年講演会にご参加いただいた方々は250名、そしてパーティーにご出席いただいたのは、140名ということで、一時はどうなることか心配でしたが、大盛況でした(^_^)

_R6A0557.jpg こちらが沖野さんです〜♪
そして、その隣にいるのはわたし。
パーティーがはじまる、リハーサルの時、沖野さんから
「やってみたら?」
と進めていただき、DJブースに入らせて頂きました。
やった事と言えば・・・
ボタンをポチッと押しただけ。
なのだけど、そうは見えなかったと思います!

_R6A0546.jpg 娘達も、ママ大丈夫かな〜と心配して、何度も声をかけにきてくれました。笑

_R6A0459.jpg Weber教授と沖野さんはすっかり打ち解けてしまいました。

沖野さんは世界中で活躍されているので、英語も堪能。
冗談も言い合えます(^_^)
_R6A0503.jpg Weber教授も講演会が終わってリラックスしていただき、素敵なご挨拶をいただきました。

お隣にいらっしゃるのは、今回Weber教授の通訳をしてくださってる方です。
歯科技工士のため、本当に完璧な通訳をしてくださる素晴らしい方です。
以前、総義歯のDr.Schleichのコース3日間をされた経験もお持ちです。
_R6A0476.jpg そして、IPSG代表である、父、稲葉繁からは、「ぜひ、席にずっと座っていないで、いろいろと動き回り、沢山の方々と交流をもってください。
そして、DJの沖野さんもいらっしゃるので、楽しく踊ってください。」と挨拶があって、会場も和みました〜♪

_R6A0515.jpg そして、田中歯科器械店、毛利会長。

真希子社長とご一緒に参加いただき、今回の20周年を全面的にサポートしてくださいました。

乾杯のご挨拶をお願いさせていただいたのですが、お伝えするのをすっかり忘れてしまって、びっくりされていました。
すみませんm(_ _)m
でも、最高のご挨拶をいただきました!

_R6A0553.jpg そして、IPSGの顧問をしてくださっている、石原明先生
沖野さんを紹介してくださいました。

石原先生と沖野さんもすっかり仲良しになりました♪

DSC_0294.jpg 稲葉歯科医院のスタッフのみんなです〜

_R6A0535.jpg お料理も豪華で、先生方にはお楽しみいただけたと思います。

_R6A0441.jpg わたしの友人、渋谷スキンクリニックの吉田貴子先生からこんな素敵なケーキをいただきました。

びっくり。
すごくないですか??

_R6A0599.jpg 実は、沖野さんの音楽に合せて踊っていただけるか、相当心配していました。

蓋を開けてみると、この通り、そんな心配は全くいらず、会場にきてくださったすべての方にリズムをとっていただき、パーティー会場がCLUBになってしまいました。笑

_R6A0567.jpg 特にWeber教授からは、「踊り足りない!」と真剣に訴えられました。

一度着席するアナウンスがあったのですが、わたしに、「あとで、DJ OKINOに音楽をリクエストするから。Slowな曲で、一緒に踊ろう♪」なんて言われるほどでした。

_R6A0600.jpg 会場にいたすべての方々がベストダンサー♪

_R6A0604.jpg 沖野さんも、まさかの盛り上がりにビックリされた事と思います。

ドレスコードもお願いしていたのですが、みんなドレスアップしていただき、とっても華やかでした♪

_R6A0586.jpg 子供達がみんな舞台に上がって踊り始めたのは予想外でした。笑

かわいくないですか?

_R6A0589.jpg 娘達もこんな感じです(^_^)

_R6A0561.jpg 子供から大人まで、みんなに楽しんで頂けて本当に素敵でした♪

IPSG理事代表である、わたしの弟、稲葉智弘先生、最高の司会をしてくれました。
ご苦労様でした。

_R6A0419.jpg KaVoアカデミーの方々、わたしの先輩の小延先生、そしてKaVoの稲垣さんです♪

_R6A0537.jpg ISOIの江崎友大先生、そして、林昌二先生、ご家族でいらしていただきました。
お二人には大変にお世話になりました。

_R6A0449.jpg みんな、とっても素敵な笑顔です(^_<)-☆

_R6A0464.jpg 大畠先生、クインテッセンスの佐々木社長、昭和大学歯学部長の宮崎先生。

すごい豪華なメンバーです☆
DSC_0290.jpg IPSG会長、飯塚先生、副会長の岩田先生、そしてIPSG事務局、山下さんがいてくださらなかったら、こんな素敵な20周年を迎えられませんでした。

_0017605.jpg 今回の企画を最初から最後まで、一緒に楽しみながら進めてくださった、サンクレイオ翼のみなさん。

当日は走り回っていましたが、この辺りから、気も緩み楽しんでくださいました(^_^)

それから。
写真をずっと探していたのですが、どういうわけか見当たらなくて・・・
今回のパーティーの企画に沢山アドバイスを頂いた、わたしの先輩である、文京区区議会議員の國枝正人先生にも大変お世話になりました。

沢山の方々の支えがあって、今回の企画を迎えられました。

本当にありがとうございました!

_R6A0631.jpg 最後に、わたしの母である、稲葉則子が製作した、

『ライブで見せる究極の総義歯Ⅱ』『ライブで見せる顎関節症の診断と治療Ⅳ』の英語バージョンをWeber教授にプレゼントさせていただきました。

母は、日大芸術学部の映画学科で、映画製作に携わってきました。

本当に素晴らしいDVDなので、ぜひご覧頂きたいと思います。

_R6A0640.jpg 恒例の、だんだん良くなる三三七拍子、みんなで拍手しました(^_<)-☆

_R6A0654.jpg 集合写真です☆

もちろん、講演会はそれぞれの先生方のお話は素晴らしく、最高の20周年となりました(^_<)-☆

Weber教授の数々のテレスコープ症例、そしてその膨大な知識、先生方にとって、第3の選択肢に触れる素晴らしい機会となったと思います。
沢山の先生方に祝福いただき、心から感謝させて頂きたいと思います。

そして今回の20周年を支えてくださった、稲葉歯科医院のスタッフ、サンクレイオの皆様、田中歯科器械店をはじめ、関係者の方々、本当にありがとうございました☆

この20周年を機会に、出会う事ができた先生方、ぜひこれからも、IPSGをよろしくお願いいたします♪



こんな雰囲気を持った、IPSG!
ぜひ新しい先生方にもご参加頂けたらと思っております。

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※満席となっているセミナーも出てきておりますのでご予約はお早めに。


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