’19 11/24(日)『筋機能療法・エントレ』稲葉先生+飯塚先生コラボセミナー ~誤嚥性肺炎、口腔機能低下症の器具を用いた効果的な治療法~開催されます

こんにちは。稲葉由里子です。

『筋機能療法・エントレ』稲葉先生+飯塚先生コラボセミナー ~誤嚥性肺炎、口腔機能低下症の器具を用いた効果的な治療法~が11月24日(日)に開催されます。

以前のセミナーの模様

⇒以前のセミナーのレポート記事はこちら
http://www.ipsg.ne.jp/kinkinou2016report/

昨今『摂食・嚥下』の話題がようやく歯科でも取り上げられるようになりました。

稲葉先生は40年も前から、『摂食・嚥下』そして『ラビリントレーナーの発案』に取り組んできました。そして、IPSG会長の飯塚能成先生が、研究し素晴らしい結果を発表しています。

(この度、ラビリントレーナーを更に進化させて『エントレ』として摂食・嚥下器具が生まれ変わりました。)

最近、若い人の発音の悪さが目立つ時代であると同時に、高齢者の方は嚥下機能の低下が深刻な問題となっています。これまで4番目だった「肺炎」による死亡数が脳血管疾患と入れ替わり、3大死因のひとつになりました。

これは、高齢者の人口が増え、誤嚥性肺炎が増加したことが影響していると考えられます。現在、高齢者の誤嚥性肺炎に対する対策はほとんどされていないのが現状です。

『摂食・嚥下』はこれから非常に求められる分野です。私たち歯科関係者がどのように『摂食・嚥下』に取り組んだら良いのかを、お伝えさせて頂きたいと思います。

IPSG会長の飯塚先生よりエントレのたくさんの症例と実際エントレを使用した実習も行われた大変好評でした。

歯科医療を大きくとらえてみて見てみると、出来ることの可能性は無限に広がります。

ぜひご参加いただきたいと思います。


飯塚先生より今回のセミナー開催にあたってメッセージがありますのでご紹介します。

知っておきたい誤嚥性肺炎、口腔機能低下症の治療法

口腔トレーニング器具(エントレ)を用いた効果的なリハビリ

今回の研修では、私は誤嚥性肺炎や口腔機能低下症に効果的なリハビリについて、実際に器具を用いて、わかりやすく説明します。

嚥下障害には脳卒中モデルのように急性に発症した疾患によって嚥下機能が急激に低下するものと、高齢者によく見られる加齢により徐々に嚥下機能が衰えていく廃用症候群モデルがありますが、どちらも早期のリハビリが必要です。

私は器具を使用した口腔トレーニングの臨床研究を11年間行ってきましたが、その成果を是非、皆さんに伝えたいと思っています。

現在VFやVEの誤嚥の診断も確立しましたが、残念なことに誤嚥と診断されると嚥下リハビリもなく、経管栄養を選択されてしまうのが現状です。

また日本人の死亡原因の第三位に肺炎が挙げられますが、その7割が誤嚥性肺炎です。その他の死因のトップは窒息死で事故死よりも多いそうです。年間約8万人の方が誤嚥性肺炎や窒息で亡くなっており、嚥下機能への関心が非常に高まってきました。

最近の研究ではオーラルフレイルはフレイルの始まりであり、口腔機能の虚弱は要介護認定や死亡リスクを高めることがわかってきました。またオーラルフレイルを診断するために口腔機能低下症という病名もでき、ますます誤嚥の解決策が求められていますが、学会でもいまだにこれといった効果的かつ具体的な口腔機能の改善策が示されていません。

これまで私は歯科医師会や行政と協力してオーラルフレイルや要介護高齢者の器具を使用した口腔機能のリハビリについて研究し、その効果について学会で発表してきました。器具を用いた新しいリハビリは、今までのリハビリのように健常測を鍛えて麻痺側の機能を補うのではなく、嚥下トレーニングによって麻痺側が新たに発達し機能が改善して行くことがわかってきました。

嚥下機能が低下した老人も器具を用いて安全に正しいトレーニングすることによって、徐々に筋力アップし嚥下機能が回復してくることもわかってきました。研修では我々歯科医が知っていなければいけない口腔機能について、呼吸、摂食、咀嚼、嚥下についてわかりやすく解説し、すぐに役に立つ口腔リハビリのポイントを器具(エントレ)を用いて実習します。

臨床の症例も時間の許す限りたくさんお見せしたいと思っています。ぜひ臨床に役立てていただきたいと思います。

最後に口腔機能のリハビリは口腔を理解している歯科医がやらなくてはいけない仕事であり、歯科医が一番理解できる職種だと思っています。ぜひ研修に参加し、これからの超高齢者社会に貢献していただきたいと思います。

IPSG包括歯科医療研究会 会長 飯塚能成


口腔機能訓練の講演をすると、よくこんな質問をされます。

「歯医者が嚥下のリハビリをするのですか?」質問されたのは、なんと歯科医です。

私も数年前までは同じように思っていました。しかし、口腔機能について勉強し、実際に患者さんにトレーニングするうちに、患者さんの口腔だけでなく全身の状態も改善されることがわかりました。口腔機能のリハビリは、口の中をいつも見ている歯科医だからできるのです。

現在は、顎機能はもちろん、その他の口腔機能や全身機能も観察しながら治療をするよう心がけています。

実際診療室では下記を取り入れた診療を毎日行っております。
1、口腔育成
2、不良習癖の改善
3、高齢者の口腔機能アップトレーニング
4、要介護高齢者などの機能障害を持った方のリハビリ


今回の研修では、
:呼吸や嚥下機能についての解説や実習
:オシャブリ、哺乳瓶、エントレによるトレーニングの解説や実習
:診療室での機能訓練の取り入れ方や症例
:簡単な口腔機能の検査と評価方法
:高齢者の特徴や口腔機能アップトレーニング方法
:要介護高齢者への対応や様々な症例

等、まったく他ではやっていない新しい効果的なトレーニング方法をご紹介します。

今回で5回目になりますので、アドバンスコースとして要介護高齢者への対応の仕方も紹介します。口腔ケアは口の中をきれいにすることと口腔機能のリハビリの両方を意味します。今問題に成っているのは口腔ケアをしているのに誤嚥性肺炎を起こさせてしまうことです。

嚥下機能が悪く誤嚥しやすい方の歯を磨くと汚れを唾液とともに誤嚥させ 肺炎を起こしてしまうこともあります。ですから、口腔リハをきちんと行い嚥下力を回復し安全にケアをすることが非常に重要です。

また経管栄養に頼らず口から美味しい食事をしていただき、楽しい介護生活を送っていただくことが重要で、そのための嚥下の審査診断はVFや内視鏡検査などのおかげで大変進んでいますが、実は口腔機能障害を起こした方のリハビリはまだ十分に行われていないのが現状です。

食品の硬さやとろみと食欲を起こさせるための形や味の工夫に頼っています。今回の研修で、は誤嚥させない工夫やエントレを使った効果的なリハビリも症例を見ながら紹介します。できれば実習も行ってみたいと思います。

医療や介護の中では、まだまだ口腔機能が取り残されているのが現状です。われわれ歯科医が少しでも口腔機能を理解し行動すれば、もう少し明るい長寿社会を作ることができるのではないでしょうか。



▼お申込みはこちら
http://www.ipsg.ne.jp/seminar-apply/


セミナー概要

研修名 『筋機能療法・エントレ』
稲葉先生+飯塚先生コラボセミナー
~誤嚥性肺炎、口腔機能低下症の器具を用いた効果的な治療法~
研修日程 11/24(日)
時間 10:00~17:00
※お昼はお弁当をご用意しています。
費用 ◆会員価格
45,000円+材料費5,000円 税別

◆一般価格
50,000円+材料費5,000円 税別

※材料内容 1万円相当
開催場所 ◆IPSGセミナールーム
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-7-3 田中ビル5F

◆アクセスマップ
秋葉原駅西口出口より徒歩7分
銀座線末広町駅1番出口より徒歩0分
http://www.ireba-inaba.jp/1020access/
※振込受領書をもって領収書に代えさせて頂きます。
※振込手数料はご負担お願い致します。
※ご入金をもってお席確保とさせて頂いております。
お申込み、お待ちしております。

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