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Q:矯正をしている段階で顎関節症になっており、偏頭痛があるような場合も咬合調整を行ってもよいのでしょうか?

Q.矯正をしている段階で顎関節症になっており、偏頭痛があるような場合も咬合調整を行ってもよいのでしょうか?
A.ご質問いただき、ありがとうございます。

矯正治療中に、顎関節症になってしまうという方がいらっしゃいます。
この場合、歯が動いているときの一時的な症状と思われるため、咬合調整はしないほうがいいです。

歯の動的移動の途中に、顎関節症の症状はよくみられます。
矯正終了後にどうしても必要な場合のみ咬合調整をすると考えてください。

私が顎関節症の咬合調整をする場合、実はほとんどがインレーやクラウンです。どうしても必要な場合は、歯の溝をつける程度、わずかな切削量です。

咬合調整を行う際も、治療前、治療後のスタディーモデル、ディグマなどによる症状の比較は大切です。

患者さんとのトラブルにもなりますので、ここのところは意識して記録しておいたほうがいいと思います。

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