Q.オクルーザルストリップスが抜けてくる原因はなんでしょうか?

Q.例えば、左下56欠損の4番7番のBrがあるとします。
まずTEKにして1か月置いたとします。

TEKがクレンチングやブラキシズムで擦り減って、下顎位が変わったまま印象をとり、本来の中心位よりも低いBTをとってしまい、Brが完成した時はうまくセットできました。

しかし、1週間後に来院したときは左下の咬合が甘くなっていて、オクルーザルストリップスがスルスルと抜けてくるときがあり、咬合面に材料を添加して、BTを修正することがあります。

この現象は咬筋の力で関節空隙が圧縮されてつぶれたような状態になっているのが、咀嚼効率のよいBrが入ることで筋肉がリラックスし、クレンチングが減少し、関節空隙が正常に戻ったと考えてよいのでしょうか。

A.ご質問ありがとうございます。

まず、片顎の左下56欠損の4番7番のBrの場合は通常、咬合採得は、中心咬合位で行います。

中心位が狂ってとったということはまずありません。中心咬合位だと思います。

このような場合、咬合採得で最も注意することは片側遊離端と同様に扱わないといけません。

たとえば、患者さんにバイトワックスを強く噛んでいただいた場合はセントリックストップがないので、関節は当然関節円板を圧接して採得することになります。

したがって、できあがったブリッジはバイトが甘くなるのは当然です。

ですからこのような時は一度、患者さんがバイトワックスを噛んだのちに、もう一度無圧でバイトワックスをウォッシュすることが必要です。

これが4番が正常に上下が接触していればこのようなことは防げますが、4番まで含めたブリッジですとまったく片側遊離端と同じ扱いで無圧でとらないと、最終的なブリッジの咬合はすいてしまいますので、常に顎関節を意識して咬合採得をしてください。

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ほほー・・・です。

4番以降のブリッジの咬合採得は片側遊離端と同様にとるのですね。
ワックスでギュッはいけません。

そこのところ無圧でとるには、ギュっと噛ませてから一層ワックスを削り、インプレッションペーストのようなものでウォッシュするといいようです。

そうすることで、顎関節を圧迫するような印象採得ではなくなります。
ぜひお試しください。

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