’20 10/18日(日)『第5期 咬合認定医コース 第5回』開催されました

2020年10月18日に咬合認定医コースのセミナーが開催されましたので報告させていただきます。

今回のセミナーはARCUS DigmaⅡを用いた顎運動分析を相互自習していくものとなっています。

また咬合認定医コースには、毎年8月に開催される顎関節症Live実習もコースに含まれていますので、実際の診療でどの様に顎関節の診断をし、治療をしているのか全て見ることができます。





※上記の写真は顎関節症Live実習の様子です。

まず初めにIPSG包括医療研究会代表稲葉繁先生に講義をして頂きました。

まずはしっかりと顎関節の解剖を知ることが大切ということで、実際に顎関節を解剖しているビデオを見ました。


それに付随する筋肉や神経などの解剖や機能を理解することは、顎関節治療においてとても大きな助けとなります。

また稲葉先生はいつも絵を描きながら、分かりやすく講義をしてくれます。

関節円板がどういった原理で脱離してしまうのか。


その原因であるテコ現象を知ることで、咬合と顎関節の深い関わりを理解することがができます。

また下顎頭は純粋な球体ではなく球体が複数横に並べた形態をしているので、様々な方向に移動しながら回転していきます。

下顎を左右に動かした時に、作業側顆頭は回転運動をし。

非作業側顆頭は滑走運動をします。

その時に作業側顆頭は純粋な球体ではないので側方運動をします。

この側方への動きをLaterotrusion(ラテロトゥルージョン)と言います。

上方へ行くのがlaterosurtrusion、下方に向かうのがlaterodetrusion、前方に向かうのがlatetoprotrusion、後方に向かうのがlateroretrusionと称します。


他にマニュピレーショッンや中心位の事など余すことなく講義していただきました。

講義が終わり、IPSG副会長岩田光司先生にARCUS DigmaⅡの分析に用いるクラッチ製作のデモをして頂きました。


午後はARCUS DigmaⅡを用いた顎運動分析の相互実習を行いました。




そんな実習の最中、稲葉先生がある受講生のDigmaの波形を見ながら、「これは顎関節症だなぁ。」と呟き、模型・Digma・CT画像で診断をし、治療が始まりました。



実際に咬合治療を体験できるセミナーは、この咬合認定医コース以外にどこを探してもないと思います。

治療してもらった受講生の先生も顎が真っ直ぐ開き、不快な症状をがなくなったことに驚いていました。

最後に相互実習で記録したDigmaのグラフの解説を岩田先生にして頂き、セミナー終了となりました。


顎関節や咬合についてより理解を深めることのできたセミナーだったのではないかと思います。

受講生の先生方、本日もありがとうございました。

また最後までご愛読いただいた皆様、どうもありがとうございました。

稲葉歯科医院 歯科医師 林聡一

<<受講された先生方のご感想>>

▼実際に咬合調整していただいて変わりました!有難うございます!

▼診断するのにディグマがあるとはっきり理解しやすくなることがわかった。少しの調整で状態が劇的に改善することはほんとにすごいと思う。

▼稲葉先生のマニュピュレーション、咬合調整を前回も拝見させていただき、治療の即効性と効果を目の当たりにし、あらためて感動しました。

▼一連の講義すべてが刺激的でした。

▼顎運動を視覚的にわかるようになると患者さんに説明しやすいと感じました。

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