’16 11/20(日) 咬合認定医コース第5回目『稲葉繁先生による哲学・理論』開催されました

レポート:歯科医師 小西浩介先生

2016年11月20日に、咬合認定医コース第5回目『稲葉繁先生による哲学・理論』が開催されましたので、ご報告させて頂きます。

全9回から構成される咬合認定医コースも後半に突入しまして、受講生の先生方の咬合への理解も随分深まってきたのではないでしょうか。

今回はIPSG代表の稲葉繁先生による哲学・理論という内容でした。
この研修も咬合認定医コース限定となっておりまして、かなり深い内容になっております。


ところで、この日のIPSG研修会の前日に東京の日本橋にて、日本顎咬合学会の認定医教育研修会が行われ、その咬合の部門の講師として稲葉繁先生が講演されました。

その前には山形県で、そして12月には名古屋で同じ研修が開かれています。

私も同伴しておりますが、改めて日本における咬合の大家であるということに毎回気づかされます。



講義内容に戻りますと、まずは、咬合治療とは一体どのようなものか、咬合治療の目標についてのお話をして頂きました。

稲葉繁先生の咬合に関する知識の多くは、海外の著名な先生方から現地で教わった1次情報から成り立っています。
その知識の集大成を私たちにわかりやすく紐解いて下さりました。

また、稲葉繁先生はそのような海外の著名な先生から学ぶだけではなく、大家の先生方の前で講演もされてきました。

これはベルリンにて稲葉繁先生が、アイヒナー分類で有名なアイヒナー先生の前で講演した実際の写真です。

このように稲葉繁先生のスライドでは、私たちが教科書で見たことがある先生方がたくさん見ることができ、毎回驚かされています。


そして、咬合調整の方法、手順のお話をして頂きました。

咬合紙で単に高いところを削るのではなく、このようにしっかりとした根拠を持つことで先生方の日頃の臨床が大きく変わるのではないでしょうか。


稲葉繁先生は日頃から、咬合調整とは常に顎関節を意識する必要があるということを強調されています。

咬合調整をすることで顎関節をどのような状態にしたいのかなど具体的に講義して頂きました。


もちろん、咬合を診査診断、治療する場合はしっかりとした咬合器が必要不可欠です。

稲葉繁先生が開発に携わったKaVoプロター咬合器と他の咬合器の違いや、咬合治療に必要な咬合器の条件などを教えて頂きました。


稲葉繁先生の後に、IPSG副会長の岩田光司先生に実際の咬合治療の症例を細かく講義して頂きました。

岩田光司先生の講義はいつもわかりやすく、素晴らしい資料をたくさん用意してくださります。

私自身もいつも頼りにさせて頂いているお人柄も素敵な先生です。


また、この咬合認定医コースの特長として、実際の困ったケースも稲葉繁先生に相談することが可能です。
実際に臨床で困ったケースを稲葉繁先生に見て頂くことはなかなか難しいと思いますので、これも咬合認定医コースに参加する素晴らしい特典なのではないでしょうか。


おかげさまで咬合認定医コースは大盛況で、来期分はすでに満員になってしまい、2年待ちになっております。

その第3期の咬合認定医コースもすでに半分埋まってしまっていますので、ご検討の方はお早めにお申し込み頂ければと思います。

今回も全国からお集まり頂きまして、ありがとうございました。


咬合認定医コースの残り半分もよろしくお願いいたします。

次回は12月18日に行われる、1年を締めくくるIPSG学術大会です。

これはIPSG初参加の先生も参加して頂くことができます。

IPSGではどのような治療をしているか、また今年の稲葉繁先生の講演では30年、40年を超える長期症例をたくさん見ることができます。

稲葉繁先生いわく、このようにご自分の長期症例をまとめてお話するのは初めてだということです。

このような機会はなかなかないと思いますし、どうすれば30年、40年のようなLongevityを得ることができるのかということを聞きに来てみてはいかがでしょうか。

IPSG初参加の先生方、最近IPSGに参加していないという先生方も大歓迎ですので、ぜひその後の望年会(IPSGでは忘年会ではなく、こう呼びます)もご一緒にご参加頂ければと思います。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。


▼学術大会、望年会の様子はこちら

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<<受講された先生方のご感想>>

▼日常的に行っている中心位での診療をわかりやすく、プレゼンテーションできるよう、医療記録をしっかりとまとめて準備させていただきます。

▼毎回講義が終わると復習し、一つでもやっていこうと思い、今まで来ましたがだんだん自分のスキルがアップしてきたような気がします!

▼歯ぎしりの治療への見方が変わりました。ありがとうございました。

▼今日教えて頂いたことを普段の臨床に意識していけたらいいなと思います。

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